7月度おしごとリップ開催

SNSでこの記事をシェア!

私たちLiving in Peaceは、児童養護施設で生活する中学生から高校生の子どもたちに、世の中の様々な仕事を知ってもらう機会として、キャリア教育「おしごとリップ」を行っています。

関西おしごとリップ

7月19日、今年度3回目となる「おしごとリップ」を関西で開催し、生駒学園・高鷲学園合わせて8名の子どもたちが参加してくれました。また、過去参加者2名の飛び入り参加もあり、和気あいあいとした雰囲気となりました。

今回のテーマは「社会・経済を支える業界」。QA(Quality Assurance)エンジニアとして働く片山さんを講師に迎え、ソフトウェア業界の仕事について学びました。

まず、ソフトウェア業界についての説明から始まり、簡単なクイズも交えながら、日常におけるソフトウェアの重要性をお話しいただきます。実生活の中でソフトウェアが使われているものを探すクイズでは、積極的に手を挙げて大きな声で回答する子どもたちも。人前で声を上げて回答することが苦手な子もいますが、自分なりの答えをグループ内で共有していたようで、しっかりと講義に参加している様子が見受けられました。

続いて、ソフトウェア開発に携わるさまざまな人たちの説明ののち、講師の片山さんが担当されているQAエンジニアの仕事内容・役割についての説明に移りました。QAエンジニアは、ソフトウェアに潜むバグ(プログラム内の不具合)を発見し、ソフトウェアの品質を守るポジションであり、どのような流れで仕事を進めているのかを解説いただきました。

ワークでは、QAエンジニアのおしごと体験として、アプリ内のバグを見つけて、作成時の説明書(仕様書)を書き換えるという体験をしました。バグを探す工程は間違い探しのようで、どの子どもも積極的に参加。説明書を書き換えるという作業は難易度が高めでしたが、グループで意見を出し合い、発表に向けてまとめてくれていました。

最後は、片山さんの仕事観のお話があり、「いろんな経験をして自分の適性を見つけていこう」というメッセージをいただきました。

参加した子どもたちからは、

  • バグを見つける専門の人がいることを初めて知った
  • 興味があることだけではなく、興味がないことにも挑戦することが大切というのが印象に残った

といった感想が寄せられました。

東京おしごとリップ

7月19日、今年度3回目となる「おしごとリップ」を開催し、11名の子どもたちが参加してくれました。

今回のテーマは「アニメ業界」。講師からアニメ業界の仕事についての講義をしていただくとともに、仕事に対する価値観と子どもたちへのメッセージを語っていただきました。

講義のパートでは、アニメ業界の概要に触れ、アニメに関わる仕事は大きく次の2つに分かれていることを解説いただきました。

  • ビジネスとしての戦略を考える「製作」
  • 実際にアニメを作る「制作」

そして、講師が実際に取り組まれている、「アニメ制作」のなかの「制作進行」をする人が、具体的にどのようなお仕事をしているのかを知りました。

「アニメを作る」と聞くと、真っ先に絵を描く人などが思い浮かびますが、制作進行はアニメ作りの心臓部を担う重要な裏方であることを学びました。

ワークでは、制作進行の仕事に挑戦しました。

事前に用意された架空のアニメやスタジオの設定をもとに、絵コンテを読んだり、スケジュール内に完成させるための作業配分を考えたりしました。

絵を描く人の得意分野や絵を描く速さなどを踏まえて、より良いアニメを作るには誰に作業を割り振ればいいのか、考慮すべき事項が多く、子どもたちはいつにも増して苦戦していました。

そんな中でも、諦めずに時間いっぱいワークに取り組んでくれていた姿が印象的でした。

講義の最後には、制作進行を入り口にどのようなキャリアを考えていけば良いのかなど、アニメ業界の楽しさと厳しさを語っていただくとともに、周りの評価に依存せず、自分の中にモチベーションを持てるかどうかが大切だということをお話しいただきました。

講師からの「大切なのは、どうあるべきかではなく、どうありたいか」というメッセージは、子どもたちのみならず、大人としても大切にしていきたいと思うものでした。

参加した子どもたちからは、

  • アニメ業界は、絵を描くだけではなくコミュニケーションが必要だとわかった
  • ワークでアニメ会社の大変さがわかり、いつも見てるアニメの裏側をもっと知れて楽しかったです
  • アニメ業界の仕事は自分が思っていた以上に難しく、実現に向けて強い志がないと続けるのが難しそうだと思った

といった感想が寄せられました。

寄付者の皆様のご支援によって、このような学びと成長の場を実現できています。未来を担う子どもたちが、自分の可能性を信じ、社会の仕組みを理解するきっかけを得られることに心から感謝申し上げます。

ぜひお知り合いにも活動を共有いただければ幸いです。今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

仲間になる >
寄付する >
仲間になる >
寄付する >
SNSでこの記事をシェア!