明けましておめでとうございます

作/龔軼群

1900年、エレン・ケイが「児童の世紀」となることを唱えた20世紀は、終わってみればただただ「戦争の世紀」でした。そして、「環境の世紀」と謳われて幕の上がった21世紀も、はや四半世紀を終えようとしています。はたしてそれを四倍して外挿したときに浮かび上がるのは、いったい何の世紀でしょうか。

すべての人に、チャンスを。

それが創設以来、Living in Peaceのビジョンです。日本、そして世界が直面している問題に対して私たちにできることは、たかが知れているでしょう。しかし、たかが知れていたら、やらないのか。

社会のことも、私事(しごと)に。

この社会は、あなたが生きる社会であり、その中心にいるのは他ならぬあなたです。しかし、その隣には、同じ空の下にいながら会うことも、言葉を交わすこともない誰かが立っています。

Living in Peaceは、この社会は私たちの社会であり、私たちの意志と手によってこの社会をより良くできると信じ、行動します。

2024年、明けましておめでとうございます。

私たちは2020年から2023年にかけて、新型コロナウィルスの感染拡大という未曽有の世界的危機をともに乗り越えました。

天翔ける龍は、空高く飛ぶ前に地に蹲って、その力をじっと内に蓄えると言われています。そして、どれほど高く飛べるかを知るには、飛んでみるに及くはありません。

問題の大きさにひるむよりは、理想の高さにふるいたつ、私たちLiving in Peaceでありたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

認定NPO法人Living in Peace 代表理事 中里晋三・龔軼群