
2026年度の講座がスタートしました!
5月12日、今年度の「お金の教育講座」がいよいよ開講しました。
全国の児童養護施設の高校生たちがオンラインで参加し、全6回の学びが始まりました。
今年度も、子どもたちが「自分の人生を自分で選べる力」を育めるよう、メンバー一同、丁寧に努めて参ります。
講座の目的とゴール
講座の冒頭では、子どもたちに次の2つを伝えました。
- 目的: 自立に必要なお金の知識を身につける
- ゴール: 社会に出たとき、自由に生きる選択肢を増やす
施設を退所すると、相談できる大人が少なくなる子どもたち。
だからこそ、「知識」そのものが彼らの味方になると私たちは考えています。

第1回講座の内容:『お金の危ない罠』
初回は、社会に出たときに特に注意してほしい「お金の罠」を中心に学びました。
扱ったテーマ(一部)
- 連帯保証人の危険性
- リボ払いの仕組みと高金利の実態
- スマホから簡単に借金できてしまう時代のリスク
- 投資詐欺・闇バイトなど若者を狙う手口
- 信用情報に傷がつくとどうなるか
- 困ったときの相談先
子どもたちが「知らなかった」「怖いけど知ることができてよかった」と反応してくれた場面も多く、
“知ることが最大の防御になる” というメッセージがしっかり伝わった回となりました。
子どもたちの反応(講座後アンケートより)
- 「リボ払いは危ないと知ることができた」
- 「連帯保証人は絶対ダメって理由がよく分かった」
- 「他人の儲け話は100%怪しい、は確かにその通りだなと思った」
教材の活用もスタート
今年度は、寄付でご支援いただいた以下の教材を配布し、講座と連動して学びを深めていく予定です。
- 『お金の大学』(朝日新聞出版)
- 『漫画 お金の大冒険』(ダイヤモンド社)
- 『各回オリジナルテキスト』(Living in Peace作成)
実はこれらの教材は例年、修了記念品として最終回でお渡ししていました。
しかし、日々子どもたちと向き合っておられる施設の先生方から、
「講座の初めから教材を配布し、学びに合わせて該当箇所を示しながら復習できるようにしてはどうか」 というご意見をいただき、今年度から取り入れることにしました。
これにより、『お金の大学』や『お金の大冒険』の関連ページをその都度紹介し、子どもたちが自分のペースで理解を深めやすくなることを期待しています。
このように、4年目を迎えるお金の教育講座は、施設の先生方との連携もますます強化され、子どもたちの支援に一丸となって取り組んでいます。
次回予告:第2回『困ったときの制度・相談先を知ろう』
次回は、
「もし困ったら、どこに相談すればいいのか?」
をテーマに、制度や支援先を具体的に紹介します。
子どもたちが「ひとりで抱え込まない力」を身につけられるよう、丁寧に届けていきます。
皆様のご支援のおかげで、第1回講座を無事に終えることができました。
今年度も、子どもたちの「自立に向けたお金の知識」を育む講座を、寄付者の皆様とともに作っていけることを嬉しく思います。
引き続き、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。






