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マイクロファイナンスを支える「グループ貸付」の仕組み

  • 投稿日 2022年6月12日
  • 更新日 2022年7月2日
  • 著者 natsuko.tsuchiya
  • 記事のカテゴリー マイクロファイナンス
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Living in peace マイクロファイナンスプロジェクトは主に2つの事業を行っています。

ファンドを組成し、組成したファンドのモニタリングを行う「ファンド事業」、そしてマイクロファイナンス機関のスキル向上や人材育成サポート、グリーンビジネス支援などを行う「Non-Financial事業」です。

本コンテンツでは、マイクロファイナンス機関が多く採用しているしくみ「グループ貸付」について簡単にご紹介します。

マイクロファイナンスとは

マイクロファイナンスとは、貧困層の人々でも金融サービスを利用できる仕組みです。マイクロファイナンスの利用者は借りたお金を新規事業に投資したり、子どもに教育を受けさせたりすることにより、将来的に貧困から抜け出すことができます。

また、マイクロファイナンスの利用者の多くは女性であるため、女性の社会進出につながる仕組みでもあります。 

しかし、貧しい人々への融資においては安定した返済率を確保することが課題となります。通常の融資では担保によりこの課題を解決しますが、貧困層の人々は資産を保有しておらず、また安定した一定額以上の収入もないため、お金を借りるうえで必要な担保がありません。

そこでグラミン銀行をはじめ多くのマイクロファイナンス機関は「グループ貸付」という融資の仕組みを導入しています。

グループ貸付の仕組み

グループ貸付は一言で言うと、ピアプレッシャー(同調圧力)により高い返済率を確保する仕組みです。

グループ貸付制度では以下のような流れで融資を行います。

  • まず、信頼できる血縁者以外の知り合い同士で5人1組の互助グループをつくり、研修を受け、リーダーを決める。
  • リーダー以外のメンバーのうち2人に対して少額かつ短期間の貸し付ける。
  • 貸し付けを受けた2人が借りた金額を返済した後、まだ貸し付けを受けていない3人のうちリーダー以外の2人に対して貸し付ける。
  • 2人が返済を終えた後、リーダーに貸し付ける。 
  • リーダーが返済を終えたら、最初に貸し付けを受けた2人が再度貸し付ける。 
  • その後は②~⑤の繰り返しとなります。 

グループ貸付では、お金を借りた人が返済を終えなければ他の人がお金を借りることができないという相互に監視するシステムとなっています。そして、何かの事情でお金を借りた人が返済困難になったとしても互助グループの他の人が代わりに返済することとなっているため、担保を持たない貧困層の人々でもお金を借りることができます。



また、グループ貸付の制度では、信頼できる血縁者以外の知り合いで5人組をつくるため、借りたお金を返済できそうだと信頼されている人がグループを組みやすく、高い返済率を確保できています。 

【参考文献】                      https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/no_poverty_sdgs/5558/
https://gooddo.jp/magazine/npo_ngo/grameen_jp/2659/

ファンド事業について

このようなマイクロファイナンスを扱うにあたって、Living in peace マイクロファイナンスプロジェクトのファンド事業では、毎月当該機関の貸付状況について定量及び定性的なモニタリングを実施し、投資家の皆さまにレポートする機能を担っています。

モニタリングではマイクロファイナンスの顧客の方々にインタビューを行い、顧客の声を投資家の皆さまにお届けすることもあります。

インタビューの中では、「金融サービスを通じて機械の導入をすることができ事業の人件費が減った」、「子供の教育費に充てることができた」、といった嬉しい声もある一方で、新型コロナウイルスやクーデターの影響で厳しい状況にある顧客の声も拾っています。

今後も質の高いモニタリングを通して、投資家の皆さまにファンドの詳細な状況をお伝えして参ります。

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