2026年度「お金の教育講座」第3回 開催— 家計簿をつけて、毎月の支出を考えよう —

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8月・9月のテーマは、「家計簿をつけてみよう~毎月の支出を考える~」です。施設関係者や子どもたちをはじめ、幅広い層の皆様にご参加いただき、家計簿を使って自立後の生活に必要なお金について考えました。

講座の内容:「家計簿をつけてみよう」

自立後の生活では、家賃や食費、水道光熱費、通信費など、さまざまな支出を自分で管理する必要があります。

今回の講座では、次の3つを目標に掲げました。

  • 家計簿を使って、「入ってくるお金」と「出ていくお金」を把握すること
  • 毎月の収支をプラスにすること
  • 長い目で見て必要な費用を把握し、中長期的な計画を立てられるようになること

講座では、まず高校卒業後の初任給や家賃、光熱費、通信費などをクイズ形式で紹介しました。

給与として示される金額と実際に受け取る「手取り」の違いや、住む場所によって家賃が大きく変わることなど、生活に身近なお金の知識を確認しました。

講座で扱った主な内容

  • 給与の額面と手取りの違い
  • 家賃や水道光熱費、通信費など、一人暮らしに必要な支出
  • 「生活に必要なもの」と「欲しいもの」の分け方
  • 家計簿を使った収入と支出の把握
  • 毎月の支出を収入の範囲内に収める考え方
  • 大学進学後の4年間を見据えた収支のシミュレーション
  • 家計簿を無理なく続けるための工夫

シミュレーションを通して生活費を考える

講座の中では、「家計簿」をつける練習として、家計管理シミュレーションを使ったワークを行いました。限られた収入の中で、家賃や食費、水道光熱費、通信費、趣味などにいくら使うのかを考え、毎月の収支がプラスになるように支出を組み立てました。

お金の使い方は、「家賃や食費を抑える人」「趣味やファッションにお金を使いたい」など、一人ひとり異なります。大切なのは、何かを一律に我慢することではなく、自分が大切にしたいことを考えながら、収入と支出のバランスを取ることを伝えました。

進学後4年間の収支を考える

さらに、大学へ進学すると仮定し、LIPが提供する進学シミュレーションを使って、4年間を通した収支も確認しました。学費や奨学金、アルバイト収入、毎月の生活費などを入力し、卒業までにお金が不足しないか、4年間を通して収支をプラスにできるかを考えました。

目の前の1か月だけでなく、数年先までに必要となる費用を把握し、早い段階から計画を立てることの大切さを学ぶ機会となりました。

「家計簿」で、自分のお金をコントロールする

家計簿は、細かな支出を記録することだけが目的ではありません。

どれだけお金が入ってきて、何にどれだけ使っているのかを知ることで、自分のお金の使い方を見直せるようになります。講座では、手書きの家計簿やスマートフォンのアプリなど、自分に合った方法で無理なく続けることも紹介しました。

特に、次の点を大切なポイントとしてお伝えしました。

  • 収入の範囲内で支出を考える
  • 家計簿をつけ、収入と支出のバランスを定期的に確認する
  • 「必要なもの」と「欲しいもの」を考え、無駄な支出を減らす
  • 通信費などの固定費を見直す
  • リボ払いや後払いに安易に頼らない

子どもたちの反応

  • 「理解しやすい内容でした。講師の方のトーンが穏やかで、安心して受講できました」
  • 「高校生にとって、社会人になったときのお金の収支は、わからないことだらけだと改めて感じました。シミュレーションがあり、とてもわかりやすかったです」

施設関係者から子どもたちまで幅広い方々にご参加いただき、家計簿や生活費について一緒に考える機会を届けられたことを、メンバー一同うれしく感じています。

9月8日|ウェビナー開催

顔出し不要・匿名参加OKのウェビナー形式で、同テーマを開催しました。(当日は、7名のご参加をいただきました。)

次回テーマは「お金との向き合い方を考えてみよう」。自分が何にお金を使いたいのかを見つめながら、無理なく貯めるための考え方を学びます。

LIPでは、子どもたちが自立後の生活を具体的に思い描き、自分の人生を自分で選ぶために必要なお金の知識を身につけられるよう、これからも学びの機会を届けてまいります。

今回の講座を実施できたのも、日頃から応援してくださる皆様のお力添えのおかげです。引き続き、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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