
「里親リクルート」とは?
現在、日本にはさまざまな事情で家族と暮らせない子どもたちが約4万人います。国は2017年から、こうした子どもたちが温かな家庭で育つことのできる「里親制度」の普及に力を入れています。
この普及活動の核心となるのが、「里親リクルート」です。
里親制度を普及させるためには、子どもたちを家庭に迎え入れてくれる「里親」を増やさなければなりません。
「里親リクルート」とは、そうした里親の担い手を増やすために情報を届け、関心を高め、最終的に里親として登録・活動していただくまでの一連のプロセスを指します。
里親リクルート研修への参加
Living in Peace(以下、LIP)は2019年より、世田谷区の里親支援センター「ともがき」(運営:社会福祉法人東京育成園)に伴走するかたちで、里親リクルートを支援させていただいています。
「ともがき」は「里親カフェ」の運営や積極的な情報発信など、自治体の中でも極めて先駆的なリクルート活動に取り組まれている里親支援センターです。

今回、「ともがき」はさらなるリクルート強化を目指し、NPO法人 家庭養育支援機構が主催する、デザイン思考を取り入れた「里親リクルート研修」を受講しました。
LIPのメンバー4名も「パートナー」として、この貴重な研修に参加させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
潜在里親の視点で考える
研修は3日間かけて実施されました。メインのワークは、世界的な戦略コンサルティングファームの知見に基づき家庭養育支援機構が開発した「潜在里親目線からの里親リクルートの体験設計」手法です。
ワークでは具体的に、以下の3つのステップで潜在里親さんの心理を分析し、里親登録に至るまでの導線設計を行いました。
① ペルソナ設計 「(里親登録に)関心はあるけれど踏み出せない人」はどんな生活を送り、どんな不安を感じているのかを可視化
② カスタマージャーニーの整理 制度を知ってから登録までの心の動きを可視化し、どこで迷いや不安が生まれるのかを整理
③ 解決策の検討 「これなら自分にもできるかもしれない」 と感じてもらえる情報や機会の作り方を検討
今後はこうした研修の内容を踏まえ、具体的な施策を実施していく予定です。
里親制度を広め、里親の担い手を増やしていくことは、つまりは子どもたちに「家庭」という選択肢を増やしていくことでもあります。
LIPはこれからも、現場のプロフェッショナルである「ともがき」の最良の伴走者として、専門スキルと想像力を注ぎ、子どもたちが温かい家庭で生活できるための貢献を続けてまいります。
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