
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は Living in Peace の活動に温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
振り返ると、昨年は国内で物価上昇が続き、多くの方にとって落ち着かない一年でした。日々の暮らしの中で、何を優先し、何をあきらめるのか、そんな小さな判断を求められる機会も増えたのではないでしょうか。
その影響は置かれた環境によっても大きく形を変えます。私たちが活動を通じて感じてきたのは、制度や情報にアクセスしづらい状況では、子どもたちの体験機会がとりわけ失われやすいという現実です。同じ社会に暮らしながらも、環境によって影響の深さが異なる---そんな不均衡が、より鮮明になった一年でもありました。
世界に目を向けると、紛争や気候変動などが重なり、栄養や食料へのアクセスの悪化が報告されています。国際紛争による物流の停滞など、複数の要因が絡み合うことで、必要な支援が届きにくい地域が生まれているとも指摘されています。
こうした状況に触れると、私たちが向き合うべき社会の課題が、これまで以上に重なり合い、複雑さを増していることを静かに感じます。
そのなかで、一人ひとりが、社会に関心を寄せ続けることの意味を考えさせられます。
誰か一人の特別な力ではなく、社会の出来事を自分の日々の延長線上でとらえ、行動し続けることが、構造的な不均衡に光を当てる力になる---それは、私たちが大切にしてきた「社会のことも、私事(しごと)に」という言葉にも通じています。
2026年も、プロボノとして、一人ひとりが社会課題を感じ取り、行動を続けることが、よりよい変化につながると信じて活動してまいります。
昨年、Living in Peace は理事体制を新たにし、地域の子どもたちの居場所づくり、体験格差の解消、日本で暮らす難民ルーツの方々への伴走など、多様な活動を続けてまいりました。本年は、これらの取り組みを着実に深めるとともに、変化する社会課題を捉え、事業へとつなげていく文化を育んでまいります。
本年も変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
認定NPO法人Living in Peace
