2月度おしごとリップ開催

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私たちLiving in Peace(以降、LIP)は、児童養護施設で生活する中学生から高校生の子どもたちに、世の中の様々な仕事を知ってもらう機会として、キャリア教育「おしごとリップ」を行っています。

関西おしごとリップ

2月15日(日)、第9回・今期最終回となる「おしごとリップ」を関西で開催しました。生駒学園・高鷲学園の2施設から計8名が参加してくれました。

7つに分類した業界を1年間かけて子どもたちに紹介していくおしごとリップ。最終回となる今回は、1年間の「振り返り」、将来を生きるヒントを学ぶ「講義」、そして子どもたち一人ひとりと「面談」を行い、最後に修了証書と記念品を贈りました。

講義では、LIPメンバーの徳山さん・奥中さんが講師を務め、社会・技術・職業の変遷と、その中で活躍する大人たちの姿を紹介しながら、現在と未来をどのように生きるかを考えました。

前半では、「人生100年時代」の背景や過去100年の社会・技術の変化、職業の移り変わりを学び、ワークでは100年先の「衣食住・科学・職業」を自由に想像して書き出しました。

後半では、仕事の選び方や人生の歩み方を紹介し、やなせたかしさんやHIKAKINさんなど活躍する大人たちの例から、生き方も仕事も人の数だけある、ということを学びました。ワークでは、最近の楽しかったことや自分の得意・不得意などを書き出し、「今日の自分」にタイトルをつけて自分の心の声を言葉にするワークをしました。

講師からは、大人たちも最初から答えを持っているわけではなく、その時々の心の声をヒントに道を選んで生きていること。そして、心の声を大事にして進んでいってほしいというメッセージが贈られ、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

面談では、1年間の気づきや、興味、将来のことなど、一人ひとりと自由に話しました。子ども達からは、おしごとリップについて、希望する業界にさらに興味を持てた、講師から教わった将来の選択肢の考え方が参考になった、などと話してくれました。

修了式では、1年間を振り返る動画を観た後、一人ひとりに修了証書と記念品が渡され、子どもたちと施設の担当の方より最後にメッセージをいただきました。

一年間ありがとうございました。

<子どもたちからの感想> ※一部抜粋

・自分にあった仕事を見つけられるよう、来年も色々な話を聞きたい。

・100年で色々なことができるし、挑戦すべきで、人生は変えられると思った。

・面談で自分の気持ちや考えを話せてよかった。

今後も「おしごとリップ」を通して、子どもたちが様々なお仕事の世界を冒険できるよう、努めてまいりますので、引き続きのご支援・ご指導のほどよろしくお願い致します。

東京おしごとリップ

2026年2月23日(月)に2月おしごとリップを開催し、筑波愛児園とクリスマス・ヴィレッジから10名の子どもたちに参加いただきました。

東京おしごとリップは1年間のプログラムを毎年5月から2月の全10回として、7つの業界の講師の方に講義をしていただくキャリアセッション回と8月のレクリエーション回、そして中間・最終での面談回を設けています。

今回は1年間を振り返る面談と仕事に関わる2つのワーク、そして2025年度プログラムの修了式を実施しました。

ワークの1つ目は「働くことを考えてみる」というテーマです。

通常会では様々な職業を知ってもらう中でどんな仕事に興味があるのかを考えてもらっていますが、今回のワークでは自分自身が働くことをイメージしてもらうワークを実施しました。

仕事を選ぶ時の優先順位を給料・仕事内容・働き方などの項目につけてもらう質問では、「趣味の○○に使える時間が一番大事で、それに必要な給料が稼げればよい」「仕事をするなら自分の好きな服装や髪型でいたい」などそれぞれが大事にしていることを考えて回答してくれていました。

また、仕事においては業界・職種だけでなく雇用形態や転職・副業といった様々な選択肢があり、人生の中で自分らしさや生活に合った選択をしていくことの重要性を伝えました。

ワークの2つ目は「情報リテラシー」をテーマに、様々な情報の捉え方について考えました。

子どもたちもSNSなどで日々多くの情報に触れていますが、誰がどんな意図で発信しているのか、その内容をそのまま”正しい”と捉えてしまって良いのかは考える必要があります。

実際に投稿されているショート動画や投稿を例に、こどもたちと意見交換をしながら、情報の見方を考えました。

面談はプログラムの中で自分自身がどう感じたのか、また1年間を通してどのような変化があったのかを考えて自分の言葉で話してもらう場としています。1年間のおしごとリップの感想や頑張ったこと・興味のある仕事を中心に様々なことを話しました。

実際に、7回のおしごとリップを通してこんな仕事に興味を持った、グループワークや発表に少しずつ積極的に取り組めるようになった、といったコメントを聞くことが出来ました。

最後に修了式を実施し、2025年度プログラムの修了証と記念品の贈呈を行いました。

今年は昨年度からの継続6名と新規4名の合計10名が、毎月3時間のプログラムへの参加を続けてくれました。新しいことにチャレンジをしてそれを継続することは大人でも難しいですが、今回参加してくれたメンバーがおしごとリップを選択し継続してくれたことをとても嬉しく思っています。今年度のプログラムが子どもたちの興味・関心を広げ、自立に向けて前向きな気持ちとなるための一助になっていればと思います。来年度以降も継続しておしごとリップを実施します。これからも子どもたちにとってより良いプログラムとなるよう努めてまいりますので応援いただけますと幸いです。

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