
慎 泰俊 (しん てじゅん)
81年東京生まれ。
現在、投資ファンドに勤める。
朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、
早稲田大学修士(ファイナンス)。
「貧困の終焉」に触発され、2007年10月28日にLiving in Peaceを設立。
私は自身の人生の経験から、二つのことを確信とともに言うことができます。
第一に、「貧困を抜け出すための機会は誰にでも与えられるべきである」ということ。
そして第二に、「行動が無いところに状況の変化はない」ということです。
貧困は国内外で数多くの悲劇をもたらしています。
年間800万人もの人々が、貧困から抜け出す機会すら与えられないまま、 貧しさゆえに亡くなっています。
第二次世界大戦中における年間の死者が1,000万人であったことからも、 貧困による暴力的な破壊が想像できます。
私は、人間は常に可能性の前に開かれている存在であり、苦境を脱するための機会は、 誰にとっても等しく与えられるべきだと信じています。
私たちにとっては1日の収入にも満たない金額でも、発展途上国の彼らには、貧困から抜け出すための貴重な機会となりえます。
日本においても貧困と格差は確実に拡がっています。三日先が見えない生活をしている人は少なくありません。そのうちで、私たちは将来的にも大きな影響をもたらす子どもの貧困に焦点をあてています。
先進国における貧困は、開発途上国のように見え易い問題ではなく複雑です。私たちは、子どもの貧困の一因は育った社会環境を通じて自己肯定感が十分にもたらされないことにあると考えています。子どもたちは生まれる家庭を選べず、生まれる家庭次第でその後の人生が大きく変わってしまいます。日本にも機会の不平等があります。
私たちは、このような貧困を無くすこと、少なくとも減らすことができます。
そのためには、1人が100の行動をするより、100人が1つずつの行動をしたほうがよいと私たちは考えています。誰でも自分の空き時間を使って社会貢献をすることができますし、それは、方法によっては世の中に大きなインパクトを与えられます。自らのアクションの効果を過小評価してしまうことが、社会を閉塞化させる一つの原因かもしれません。
私たちは、日本初のマイクロファイナンスファンド事業を成功させ、児童養護施設支援の新しいモデルを確立することで、誰でも出来る社会貢献活動のロールモデルを作ろうと考えています。
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